ちょっと一息音楽の話

August 28, 2006

音楽と執筆

音楽は、私の毎日、とりわけ私の創作活動にとって最も重要なアイテムだ。

執筆している間も、ずっとi-podを聴きながらパソコンを叩いている。
今、聴いているのは、バッハの無伴奏チェロ組曲。

チェロ1つが奏でる音が、私の思考のすき間すき間にうまく入ってくれて、丁度いい。あまり音が重層過ぎると、音楽にアイディアを生み出す思考が負けてしまって、具合が悪い。

音楽に身をゆだねると、その音楽に心が影響を受けて、気持ちが優しくなったり、激しくなったりする。いまから自分が書こうとしている内容に合わせて、気持ちが音楽の助けを借りて変化していく感覚が心地よい。


ところで、普段の私はというと、プリンスやツェッペリンなどのファンクやロックを鼓膜破壊ギリギリの音量で車を運転している。
ときどき、信号待ちで隣の車の人に、大きな口を開けてシャウトしている顔を見られては、気まずい思いをしている。

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June 04, 2006

開演前の曲について

先日のセッションライブ、開演前に大音響で流していた曲。

結構曲に関しても、問い合わせがきています。


私自身が選曲し、今回はすべてをプリンスの曲で構成しました。

そのなかにbilly jack bitchという曲がありました。

最近私の心の中に常に流れているフレーズがあります。

do you ever really cry?
do you ever really try?

君はいままで本気で泣いたことがあるかい?
君はいままで本気で挑戦したことがあるかい?



すごくストレートな歌詞だけど、音楽と相まって妙に気に入っているフレーズです。



Gold Experience


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May 05, 2006

きらびやかなモノと純金

昨日に引き続き、PRINCEの話。

モノ作りをしていて、ふっと心によぎる彼の詩があります。


みんなすでに売られているモノを売りたがっている

みんなすでに言われていることを言いたがっている

GlitterとGoldは違う



Glitterとは、キラキラ輝くモノ、きらびやかな上辺だけの輝きをいいます。

誰かがすでに行っている何かをすれば、保証はありますが、オリジナルではありません。もちろんPRINCEだって最初は誰かの物まねから音楽を始めたでしょう。
でもそこから自分にしかできないオリジナルの世界を築いていったのです。
沢山誤解されながらも。でも自分にうそをつかず、感じるままを正直に表現していった結果の今なのだと思います。

私も沢山の本物たちから大いに影響を受けています。
音楽も、文章も、ステージパフォーマンスも、映像も・・・。
でも、表現は物まねから始まっていても、つねにその表現していることは自分の中心から発していたいと思っています。

Glitterではなく、真のGoldめざして。

Gold Experience


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May 04, 2006

PRINCE

エンターテイメントモードの私が最近聴いている音楽。
PRINCE。

ビジネス書とか、カウンセリングの本を執筆しているときは、バッハなどをアトリエでかけていますが、エンタな今の私には、アップビートが必要。

PRINCEの曲との出会いは、私が18のときアメリカで初めて観た映画が「パープルレイン」だったので、そのときです。
最初は、彼の見た目が濃すぎて受け付けず、友人に勧められ渡されていたレコードもそのまま聴かずに放っておいたくらいです。

映画でショックを受け、曲を聴きまくって感動し、一度彼のコンサートを見に行って完全に打ちのめされ、KOでした。

観客を煽る彼の焦らしに始まり、その他細部に渡って行っているすべての演出法は、いずれも人の心理を知らなければできないとても高度なもの。
本当の格好良さ、お洒落さを間違いなく分かっているアーティストです。

彼の才能を讃えるためのバーティーが業界で行われ、著名なミュージシャンが大勢彼を讃えていました。
音楽のタブーにあえて挑戦し続けていること、自分のスタイルが固定されてしまうことを嫌い、常に新しいスタイルを生み出そうとしていること。
世界中に誤解されたとしても、魂の自由をつねに優先させていること。

そういえばPRINCEが17才でデビューし、ローリングストーンズの前座を務めたとき、会場からブーイングが起こり、彼はステージ半ばで退場。
その後ストーンズのミックジャガーが現れ、
「今夜の客の前で演奏したくない。PRINCEの曲のすごさが分からないんじゃ、ダメだ」
というコメントを発してお客を叱ったというエピソードもあります。

あのマイルス・デイビスも著書の中で、認めているミュージシャンはPRINCEと記しているほど。

日本での人気が、いまひとつなPRINCE。
そこが日本人として、とても寂しい気がします。


今日もPRINCEガンガンかけながら、ステージのイメージを膨らませていく私です。

3121 (Dig)


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July 09, 2005

あなたは何のために涙を流しますか?

SOMETIMES IT SNOWS IN APRIL

4月に雪が降ることもあるさ


私の大好きな曲。
人生って何が起こるか分からないよという意味だと思います。


He always cried for love
he never cried for pain


私なりに訳すと、

あいつは、いつも愛のために泣いていた
でも、痛みのためになんか泣いたことはなかった


死んでしまった親友を想い出して歌っている歌です。

Prince02美しいピアノとギターで情感豊かに、PRINCEが歌っています。
ダーティーなイメージの彼が、ときどきこんな痺れるくらい儚く、美しく、そして深い意味を持った曲を書きます。

この曲は、随所に余韻があります。
まるで今はここにいない友のことを想って、演奏も歌も途中で止まってしまったかのように。

Those kind of cars
Don't pass you every day


友を車に例えて歌います。

あんなタイプの車は、そうそう見かけることはない



Love isn't love until it's past

愛は終わってから、本当の愛になるのさ



なんだか今日は、この曲をあなたに伝えたかったんです。

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June 30, 2005

マニストロ!

私がモノを創っていくうえで、音楽は切っても切れない存在です。
私の創作の場では必ず何らかの音楽がかかっています。

いまは、PHP研究所の本を執筆しているのですが、ビルスマのチェロをかけながらパソコンに向かっています。なかでもバッハ無伴奏チェロ組曲は、静けさの中に情熱を感じられる曲です。普段はボーカルものを良く聴くのですが、やはり文章を創っているときには、歌詞が邪魔をしてしまうので、クラッシックやインストのジャズなどを好んでかけています。

少し前までは、私もクラッシックは今ひとつという感じでした。しかし、今年の春にイタリアへ行った際に聴いたオペラやクラッシックにすっかりやられてしまったのです。

なかでもオペラの殿堂スカラ座で聴いたカルメンは特別でした。
俳優時代にカルメンの舞台を演じていた私にとって、本場イタリアで生のカルメンを聴けただけで鳥肌モノでした。

スカラ座スカラ座の天井桟敷へとつづく長い長い階段は、高まる音楽への期待をいやがうえにも盛り上げてくれる充分な演出効果でした。
最上階へ登り詰め、そこからスカラ座の全体図を見下ろしたとき、私は壮大で厳粛な空気に圧倒されたことを憶えています。
思わず持っていたカメラで観光客よろしくシャッターを押していると、案の定注意されました。

その後に登場してきた老齢な指揮者ジョルジュ・プレートルに天井桟敷から声がかかります。

マニストロ、ジョルジュ!(偉大なる大音楽家)」

指揮者は振り返ると、その声の発信源であるまさに私のいる辺りに向かっていたずらそうに指さすと、オーケストラに向き直るやいなや指揮棒を振り下ろし、カルメンのプレリュードの演奏が始まったのです。
そこにいる観客全員が本当に鳥肌をたてた瞬間でした。

プレートルは、カルメンやボレロの指揮で高名な指揮者です。
まさにホンモノ中のホンモノ。マニストロと呼ばれるにふさわしい最高の演奏でした。

マニストロとは、音楽家だけでなく、偉大な芸術家に送られる最上級の呼びかけなのです。


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May 25, 2005

音楽は絶対に必要

その一瞬、一瞬の自分ために、である。

音楽でも、喫茶店でも、車でも、何でもそうだと思うけれど、私たちが「○○が好きだ」と言うときは、その○○が好きというわけではない。

その○○に接している時の自分が好きなのだ。

お気に入りの喫茶店は、その店が好きなのではなく、そのお店にいるときの自分が心地よかったり、いつもよりちょっとかっこいい気分になれたりすることが好きなのだ。


ダイアモンド&パールズ昨夜小雨になった雨音を聴きながら、すごく久しぶりにプリンスを聴いた。DIAMONDS&PEARLSという91年のアルバム。私はそのアルバムの中の「WALK DON’T WALK」という曲が大好きだ。

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May 19, 2005

ミスマッチにマッチした曲?

昨夜は顧問先のクライアントの打ち合わせ兼会食で、早朝5時すぎに帰路についた。もうすっかり明るくなってしまった六本木を出て、朝日を浴びながら高速を走る。

最近手に入れたSherie Reneのアルバムをセットした。アルバムを購入した目的、エルトン・ジョンの曲のカバーMona Lisas and Mad Hattersを何度か繰り返し聴く。なぜかジャジーな歌が朝日と合っている。「普通夜だろう!」と自分ツッコミを入れたくなるくらいに、かったるい彼女の歌声がそのときの私に心地よく響いた。
これから一日が始まるぞという朝の輝きと、正反対に疲れた私の身体という組み合わせのミスマッチにマッチしてしまったとでも言おうか。

この歌は、いろいろなアーティストがカバーしている。古いところではHeartのナンシーが12弦ギターで渋く歌っているし、最近だとMandy Mooreが綺麗なコーラスをバックに歌っている。

その全部が私の四駆車の中にはあったのだが、なぜか今朝はSherieをかけてしまった。


そして彼女の歌声につられたかのように、生まれたばかりの朝日がさらに少しずつ、その高度を上げ始めていった。シェリーレーン

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